JR東海は株主に対し,保有株数に応じた株主優待として,1枚で自社線内の運賃・料金が1割引となる株主優待割引券を発行している。
JR東海の場合,株主優待割引券は冊子タイプとなっている(2024年9月時点)。最大で2枚の割引券を使うことで,2割引となる。
上記は2割引の株主優待割引を適用した乗車券・新幹線特急券。きっぷの右下にはJR東海の株主優待割引(2割引)を適用されていることを示す「海優2割76」が印字されている。
運賃は自社線内に限り2割引,料金は株主優待割引の乗車券で利用する区間の1列車に限り,急行(特急)料金・グリーン料金・座席指定料金が2割引となる。
JR東海では,他社線を含むとして名古屋市内以外の「特定の都区市内駅を発着する場合の特例」が適用されない。新横浜から新大阪ゆきの乗車券であれば,200kmを超えるため「横浜市内発大阪市内ゆき」になるのが通常だが,株主優待割引が適用されているため,いずれも単駅指定となっている。
JR各社の株主優待まとめ
JR会社名 | マルス 割引印章 |
記事へのリンク | 備考 |
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JR東日本 | 東-優4割53 | Link | |
JR東日本 | 東-優2割52 | Link | 発売終了 |
JR東海 | 海優2割76 | Link | |
JR東海 | 海優1割75 | (未作成) | |
JR西日本 | 西優5割65 | Link | |
JR九州 | 九優5割86 | Link | 発売終了(1日乗車券へ置き換え) |